結局…

ラグビーW杯は1次リーグも佳境に入った。

深夜にはニュージーランド対イタリア戦があり96-17の大差で

ニュージーランドがイタリアを圧倒し圧勝した。

 

ニュージーランドは前回のW杯日本大会以降は紆余曲折。苦労した。

日本大会では準決勝で敗退。優勝を逃した。

指定席とも言えた世界ランキング1位座からは長く遠ざかる。

一時期は自国史上最低の世界ランキング5位まで後退。

迎えた今大会は優勝候補ではあるものの筆頭格ではない。

優勝国に予想する媒体やコメンテーターは今までの大会よりも少ない。

 

一方、イタリアは名将クローリーをヘッドコーチに迎え

ボールを重層的に動かす面白いラグビーを展開する様になる。

すると同時にメキメキと着実に確実に自力と実力を着けてきた。

実際、W杯前のテストマッチでジャパンは完敗した。

正直、本命と対抗が決定していると言っても過言ではない

予選グループAの中でイタリアが本命、対抗の両国に勝って

決勝トーナメントに進む可能性はほぼ絶望的だったと思う。

でもイタリアは先にも言った通り着実に確実に自力、実力を付け、

尚且つティア1と呼ばれるラグビー強豪国の1国に分類されている。

実際、両国間には絶対的な実力差が有りイタリアが

ニュージーランドに勝つイメージができない現実はあるが、

ここまでの大差でイタリアが粉砕されるイメージも逆に無かった。

私的には前半終了時のスコアにニュージーランド

プラス15点ぐらいで終わると思っていた。十分に粉砕のスコアか。

 

“ 結局… ”  に行き着く。

 

“ 結局… ”  に続く言葉。

ニュージーランドは、オールブラックスはこれだよ。

試合が始まってみれば…。試合が終わってみれば…。

 

近年、また今回のW杯を見て思う。

世界各国のラグビーのパワーバランスや実力は

間違いなく拮抗し近づいてきていると思う。そこは確かだ。

その中でも今回の96-17というようなスコアでなくても

自分達は50、60点スコアをし、相手を1本、2本のトライに押さえる。

この様な圧勝ゲームは割と有り、実力伯仲の国同士でも稀に起こる。

単発的にみればそういう圧勝ゲームをした事はどの国でもあると思う。

 

でもニュージーランドは世界で唯一だ。

毎試合、どの対戦国に対してもその圧勝を「ありえるかも…」と

イメージさせてしまう、可能性を感じさせてしまう国だ。

勿論、イメージと可能性の話であって毎回そうはならない。

ニュージーランドも負ける。近年は特に。

“世界一のラグビー王国”  “世界最強のオールブラックス

上記の様なフレーズがそれでも付いて回るのは

そのイメージと可能性が常にあり、現に起こるからだ。

改めて“ 結局… ”  に行き着く。

 

今日の結果でニュージーランドの予選2位通過がほぼ決まった。

グループAの2位通過はその後の決勝トーナメントで

グループBの1位通過との対決が決まってる。

恐らく、アイルランド。優勝候補筆頭格で現世界ランキング1位だ。

世界一のラグビー大国と世界ランキング1位の実力伯仲国の対戦。

戦前、アイルランドがやや有利だと思う人の方が多いと思う。

その中でニュージーランドが勝ったら?圧勝したら??

 

“ 結局… ”